経営理念
『豊かさの実現』
『テンホウにかかわる全ての人が、この仕事や人を通じて、人生を最高に豊かで幸せなものにする』これが我々テンホウの目指す共通目的であり、「何のために働くのか?」というみんなの問いへの答えとなるものです。また、我社の社会での存在意義でもあります。
実現させるための「5つの豊かさ」
1.健康の豊かさ
まず、豊かさの第一に、心身共に健康という「健康の豊かさ」が必要です。
心の健康は体の健康に影響を与えます。だから考え方をポジティブにして、明るく元気にイキイキと、そして笑顔でニコニコして毎日を楽しく過ごすことです。すると心は健康に保たれ、結果元気にはつらつとあなたの体の健康も整えられるはずです。
また、あなたがそうであるからこそ相手を元気にすることができます。それがお客様にご満足頂けるサービスの源となります。「体が資本」健康は全ての始まりです。
2.心の豊かさ
豊かさの第二に、人に奉仕し、貢献し、与え、相手を幸せにする「心の豊かさ」が必要です。
まずは「考え方、心の幸せ」を磨き、自分の「心」が幸せになる必要があります。自分が幸せと感じられるからこそ他人を幸せにできます。
その上で自分より先にまず相手を幸せにすることを考え、その順番を守り結果として自分も幸せになる。さらにお互い幸せになることが最終的に私たちが得たい結果です。
そのためにも仕事を通じて人に奉仕する、社会に貢献する、喜ばれるといった言動と情熱が必要です。
自分本位から相手本位に変えること、人の役に立つことが貢献であり、これが相手を幸せにするための心の豊かさです。
3.人の豊かさ
豊かさの第三に、信頼、思いやりという「人の豊かさ」が必要です。
人とのつながりに感謝し、そして目と耳を使い、一声かけ、気配りし、心配りする。こうした積極的な考働が必要です。
そして感謝の表現である「感恩報謝」。受けた恩をお返しする思いやりのある人格が信頼につながります。
まずは自分から与えることです。相手のそのままを受け入れ、理解し、望むことをお返しすることです。
与えるから与えられます。押し出すから引き寄せられます。それが人のつながりの豊かさです。
4.趣味の豊かさ
豊かさの第四に、人生を楽しむ「趣味の豊かさ」が必要です。
興味と行動力が積極性を生み、仕事も趣味のように楽しめるようになります。
人生の中で仕事には多くの時間を使います。仕事を楽しむことができれば、人生を楽しむことができます。
5.お金の豊かさ
豊かさの第五に、価値の表現としての「お金の豊かさ」が必要です。
まず、お金も世の中の役に立つように働かせてあげる、貢献させ活かしてあげるという感覚が必要です。だから、何のためにお金が必要なのか?十分に考えましょう。
その上で、仕事の成果はお客様からの高い評価「喜ばれたかどうか」やその結果である売上、利益がひとつの目安になります。
でも、お金自体は紙や鉄ですよね。成果とはお金の金額そのものではなく、その金額に見合う価値や世の中への貢献度、生み出した付加価値の大きさなどの数や質で決まります。
お金はあくまでも目的達成のための手段にすぎません。道具です。
価値(お金)を生み出すためのあなたの実行力とプロセス、そこから得られた成果こそが本当の宝であり目的となる本当の価値なのです。
重要なのは「心」
この5つの豊かさの順番の中で最も重要な目的が「心の豊かさ」です。
心を豊かにしていくことは、人生そのものを豊かにしていくことにダイレクトにつながっています。
そして、一人ひとりの豊かさが全体に広がり、みんながその目的を達成させられるものと確信しています。
また、果たすべき責任はまず全ての顧客と取引先にあります。次に全従業員、そして地域社会、会社株主です。
この順番で責任を果たすことが地域での信頼と誇りを創り、我が社の継続的な発展につながると確信します。
使命〈ミッション〉
我々の使命は全ての顧客、取引先、従業員同士、家族、応援者、地域社会に
喜ばれることです。さらには感動の提供です。
そのためには、あらゆる人の我が社に対する期待や予測を遙かに上回る、高い付加価値の提供ができなければなりません。
商品だけでなく、サービスや雰囲気、おもてなし、人間力といったテンホウで働く「人」が生み出す「プラスの何か」という付加価値です。
そこには限界はありません。果てしなく向上し、そして進化させ続けていかなければなりません。
方向性〈ビジョン〉
我々の理念、使命を果たすためには、我々の信じる価値観〈バリュー〉に皆のベクトルを合わせる必要があります。
そして存在意義や価値を認めていただくための行動基準を向上させ続けていかなければなりません。
我々は、この価値観を共有し実行していく中で、地域社会に対して責任を持たなければなりません。提供する価値への責任です。
そして、その責任を果たすことで「長野のチェーンと言えばテンホウ」と社会に誇られる存在になるものと確信します。
「喜」あふれるテンホウ
価値観(バリュー)と行動基準
これは、経営理念を達成させるために大切にしている我々の価値観と、それを実現させるための行動基準を記したものです。
最も重要としているのは「食の安全」への価値観です。我々の仕事の全てはこの「安全」の上に成り立っており、長野県を代表するラーメンチェーンとして私たちの仕事の基礎、土台となっています。
このことを良く理解したうえで、さらに「安心」していただき、そして「信頼」していただけるよう全従業員が仕事に磨きをかけています。
そのために取るべき日々の行動がここに定めてあるんです。
全ては、我々一人ひとりの行動で決まります。お客様の満足は全て人の手で創り出しているんだという自覚を持って日々精進してまいります。